健康を取り戻す 第五歩目 ちょっと行き違いがあっても対応できるようになる

●最上位目次

●健康全般

●心筋梗塞

●心の健康

○健康を取り戻す六歩

←第四歩　人に認められるとうれしいと思う

第六歩　他人の批判に対しても対峙できる １／２→

人との交わりがあると必ず自分の思うようにならないこと、自分の考えと違う意見が生じます。
その時あなたならどうしますか。
私は面倒が嫌いで、常にみんなが心穏やかに事が運ぶことを願っています。こう書くと良いようなことを言っているようですが、自分が傷つくのが嫌で争い事を避けていました。今でも完全に過こけてではありませんが、前向きに過去形にしました。

わたしは、健康を取り戻したい気持ちの力を信じ(信じるようにしようと当時の自分に言い聞かせながらですが)、1)逃げる
ことをやめ、2)うまくいかなくても「やるだけはやった。おまえは前進した。」と言うように前向きな考え方をするよう行動し、心を持っていくように心がけ
ました。
出来なくても減点は無し。一部でも出来れば加点です。
この繰り返しを数年繰り返し、徐々にですが結果がどうなっても自分の行動を認めることが出来るようになり、物事から逃げることが少なくなってきました。

紛争の着地点には以下の3通りがあると思います。
(1)自分の意見を全面的に受け入れさせる。
(2)相手の意見を全面的に受け入れる。
(3)折り合いを付け中間地点を見つける。

いずれの着地点に行き着くにも、「過程」があります。その過程も3通り有ると思います。
(a)自分の考えを押し通す。
(b)自分の心を殺す。
(c)自分の考えを主張するところと折れるところをつくる。

物事の判断には、対峙している事象の他に背景があります。
金銭的な利害、集団の利害、人のプライド、社会常識等思いつきます。他にもいろいろしがらみがあります。従って、上記の(1)-(3),(a)-(b)を組み合わせてどれが良い、どれが悪いというのは難しいです。

ここは前提として、互いの人がここに持っている思想とプライドだけが有るとしましょう。
この前提の元では、(1)-(a)が一番征服感があり達成感があり幸福になったような気になるのは私だけではないと思います。
逆に、(2)-(b)において、「本当は不満だけれど」自分の心を押し殺していると、一番ストレスが溜まると思います。「それでもいいや、なるようになるさ。」これは立派に自分の心を納得させる方法だと思います。
「なるようになるさ。」が「なるようにしかならない。」に変わると、それでも受け流せる人と受け流せずストレスが溜まる人が出てきます。
このときに、相手に責任を押しつけ、「あいつが言うことにつきあってもしょうがないや。」と思う人も、「私の意見なんて通るわけないや。」と自分を卑下した結果だとすると、どちらもうつにつながっていきます。
前者が現代型うつ、後者が従来うつです。

(1)-
(3),(a)-(b)には、いろいろな組み合わせが有り、どれをとっても自分が心から「良いところに落ち着いた。自分の卑下せず、逃げず、わがままを言
わずとても気持ちいい。」と思える結果や過程は、相手を許し、自分を許すことから初めて生まれるもので、それには前向きな気持ちがあればかなえられるもの
と思います。

皆さんはいかがお考えですか。

コメント 2

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