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ノースロップグラマン X-47B(Northrop Grumman X-47B ) 空母でタッチアンドゴー成功 [航空機]
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2013.05.17 ジョージ・H・W・ブッシュ (USS George H. W. Bush, CVN-77)を飛び立ったX-47Bが見事タッチアンドゴーを成功させました。
この飛行機は無人です。コンピュータ制御で飛行します。
その飛行機が全長333mの空母後方約3/4の長さに位置する着陸甲板に見事一度着地し空に戻るタッチアンドゴーを成功させたんです。しかも、甲板に接した後は優雅に滑走して再度空に戻るというきれいな動作でした。
下はタッチ寸前のX-47B
どこまで自動なのか分からないのですが、前進している空母に対して右斜め後ろから近づき左に抜ける、しかも甲板の幅すべてを使用したとしても70m位しかないんです。自分が20m位の幅を持っていますからすごいとしか言いようがないです。下の写真の滑走路の白い線が書かれている部分が着艦スペースです。丁度船尾近く滑走路上にX-47Bが写っていますね。
昨今、無人攻撃機による攻撃が人権無視と言われているので、この記事にたどり着いたあなたも不快に思っているかもしれません。
私は、この制御技術がすごいと思い記事にしました。
下にこの飛行機の仕様を書きます。(←の右の数値は日本ウィキペディアの数値ですが、元のデータと違ったので計算し直した仕様を書かせていただきました。)
仕様
全長: 11.64 m ← 11.63 m
全幅: 18.93 m ← 18.92 m
全高: 3.17 m ← 3.10 m
最大離陸重量: 19,958 kg ← 20,215 kg
動力: PWF100-PW-220U
プラット・アンド・ホイットニー F100-220Uターボファンエンジン
航続距離: 2,100 NM(3889 km)以上
実用上昇限度: 40,000 ft (12192 m ) 以上 旅客機もこのくらいの高さ巡航します。
雑学
X-47Bに使用されているエンジンは、
1)シングルエンジンで優れた安全性が証明されていること
2)全世界的にメンテナンス等のサービス可能
と言うことから選定されているようです。
日本の自衛隊で使用しているF-15のエンジンとして石川島播磨がF100-IHI-220Eをライセンス生産しています。
4500機以上の生産を誇るシングルエンジン戦闘機F-16にも採用されているようです。
ただ、採用は全体の20%以下にとどまるようです。
残り、80%以上はゼネラルエレクトリックが開発したF110-GE-129の兄弟です。
さらなる雑学として、F110-IHI-129は石川播磨がライセンス生産し日本製戦闘機F-2(シングルエンジン)に採用されています。
下は、タッチアンドゴー成功させたときに映像です。興味のある方是非ご覧下さい。
こうして動きのある、元気な楽しく生きようさんを見れると嬉しいですよ(^^)v
東北大のさくらキッチンね♪
私に毎日コメント入れてくださるjohncomebackさんの記事にも良く登場します(^-^)
東北大、良いですよ♪御子息、狙わせたら?
楽しく生きようさんと、さくらキッチンで学食デート出来ますね♪
by viviane (2013-05-20 07:40)
艦速や風速など全てのデータをインプットし処理させれば、人間より簡単にやってしまうのかも知れませんね。
by tsun (2013-05-20 11:02)
いつのまにかSFの世界が現実に形となって現れて来ましたね。恐るべき技術力!
by JR浜松 (2013-05-20 17:15)
タッチアンドゴー 凄いですね
by sumijuni (2013-05-20 19:05)
お立ち寄りいただきありがとうございました。
すごい技術ですよね。
たぶん飛行機単独のコントロールだけではなく、空母からのゆうどう信号も併用しているのではないかと思っています。
by 楽しく生きよう (2013-05-20 19:58)
こういう技術が戦争でなく、人の暮らしを豊かにすることに使われることを祈ります。
by さきしなのてるりん (2013-05-21 21:05)