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ホンダに直接問い合せ アコードハイブリッドの技術 2/3回目 3つではなく4つある運転モードの2つを紹介 EVドライブモードとハイブリッドドライブモード [自動車]
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今日はカタログにも出ている2つのモードではありますが、そのモードを実現するシステム構成とその役割について説明します。
それでも2つ目のハイブリッドモードは従来のエンジン主役ではなくモーターが主役。
EVに近い発想です。
だから変速ギアなし。
1.EVドライブモード(緑)
このモードはゆっくり発進したとき、EVモードを選択して巡航含めた走行中に働きます。
エンジン音がしない最も静かな走行モードです。
システム構成は下記の通りです。
エンジンとそれに直結する発電用モーターはクラッチにより切り離され停止状態。
走行用モーターが車輪を駆動します。
必要な電気はバッテリーから供給します。
2.ハイブリッドドライブモード(緑と紫 機械的つながりなし)
バッテリー残量やアコードハイブリッドの加速や速度による負荷状況に応じてエンジンによる発電が1.のEVドライブモードに加勢をするモードです。
エンジンと車輪の間は相変わらずクラッチが切られています。
エンジンと車輪をつなぐのは2つのモーター。つまり発電用モーターと走行用モーターです。
発電用モーターで発電した電気で走行用モーターを駆動させその駆動力が車輪に伝わります。
ずっとこのモードのままではなく、減速しているときは走行用モーターが車輪によって回されることにより発生する電気とエンジンによる発電電気をバッテリーに充電したり、十分電気が充電できればEVドライブモードに切り替わったり。
エンジンを必要最小限の使用にすることで燃費を稼ぎます。
今回2モーターとすることでエンジンの駆動力は直接車軸に伝わりません。
エンジンはおいしい力を出す回転数範囲を保つために変速ギアが必要ですが、エンジンは発電用モーターを駆動することをメインに極端な不可変動がないようにする、走行用モーターの瞬時に反応するトルク特性と瞬時対応しても無駄な燃料を消費しない佳いところを使っています。
これによって、間に発電とその電気の消費という一件無駄なエネルギー消費を帳消しにして更にはより効率がよくなるようになっています。
更に、エンジンのパワーが少なくてよくなり排気量を小さくし、燃費がよくなるアトキンソンサイクルを採用できました。
これはEVに近い発想だと思います。
EVのバッテリー容量不足をエンジンによる発電で補って航続距離を伸ばし、EVの弱点である充電時間を省くことになる佳い考え方です。
今回はここまで。
次回はカタログやホームページで紹介されていない4つ目のモードの登場です。
詳細な情報の共有、有り難う御座います。
100km/hでエンジン直結・・・となると、自動車専用道路等で70-80km/h程度で走行するケースが、
このクルマにとって最も苦手な速度域になりそうな予感が。
実際、どうなんでしょうね
by 皮算用 (2013-07-15 18:47)
皮算用さん
確かに100km/hというのはあまり生活の中で使わない領域ですよね。
試していないので「たぶん」という表現と言うか期待になりますが、70-80km/h位まで活躍するモーターがそのトルクで十分となってくれればいいなと思います。
by 楽しく生きよう (2013-07-15 21:25)
ドライブモードは使いこなせたら車にとっても
運転者にとってもいいことですよね。
車の機能ってどんどん開拓されていきますね。
by yoko-minato (2013-07-16 15:49)
yoko-minatoさん
大丈夫です。
モードはすべて車が自動的に切り替えてくれます。
とても便利になりました。
by 楽しく生きよう (2013-07-17 21:50)