VW Golf7 1.2L 試乗メモ(1.4L比較含む) 05 坂道発進01 Comfortline フォルクスワーゲン ゴルフ７ コンフォートライン

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今日は坂道発進です。
もちろん、1.2Lの試乗前に自分のG7で予め比較のためのテストをしました。
後から考えると結構クラッチ板減らしたかなと思いましたが。
今日も1.2Lと1.4Lを比較をしながら書き進めます。

[坂道発進]
角度は測っていませんが結構な坂道です。普通はアスファルト使うところこの坂道はコンクリートむき出しでしかもスリットを入れています。
これだけでも結構きついと分かっていただけると思います。
これだけきついと1.4Lに軍配上がります。

当然周りに人や車がいないことを確認しながらテストします。
いずれのテストも今回はエンジンのアイドリングストップ機能を切りました。
万が一後退しすぎてパニックになる可能性有ったので。
車は坂道で一旦停止させます。ブレーキ踏んで確実に停止してからテスト開始。

1)テスト1　AUTO HOLDボタン押してから発進
1.2L,1.4Lとも当然ながら全く後退することなく発進しました。

1.4Lの方はアクセル踏めばある程度エンジン音高めですがすぐ登坂します。
それに対して、1.2Lの方はアクセルオンにした後、後退はしませんが前に進まない「間」が1-2秒ありました。時計で測定していませんので感覚です。あしからず。

理由ははっきりしています。両者のトルクの差。
1.4Lの25.5kgmに対し、1.2Lは17.8kgm。
1.4Lの方は1100rpmで既に14kgmのトルクが出ます。1.2Lの方は1300rpmでやっと計測できるトルク13.5kgm位です。
半クラが続くとクラッチ板がすり減るし摩擦熱で機械的なダメージもあります。
1.4Lの方はエンジンの高いトルクを利用してぐいっと前に出てそのままエンジンの回転高めながら完全クラッチ接続まで持って行けます。
しかし、1.2Lの場合クラッチ制御としては早くクラッチ完全結合に持って行きたいが、半クラ続けないとエンジンが停止してしまう状態だったのです。1.2Lはエンジンの回転数が十分高まりクラッチの接続を強めても佳いと判断出来て初めてじわりと前に出たわけです。