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ザ・ビートルターボ第1回試乗メモ 9回目 軽い坂道走行 その1 がんがん行きます 平地のごとく [VW The beetle Turbo] [自動車]
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前2回の記事で低速領域での走りについて書きました。
今回は坂道での走行について書こうと思います。
軽い坂道走行する場面は試乗中何度かありました。その何度かの登坂で感じたことをまとめて書こうと思います。
一回の記事編集の都合上2回に分けさせていただきます。
[軽い坂道]
軽い坂道では流石ターボ車だと思いました。
アクセル操作に佳く追従します。
車重は1,380 kg有りますが全く重さを感じません。
平地でアクセルを踏んでいるように反応してくれました。
ここでも重低音が心地よく響きます。
巡航に入るとがっちりとその速度を維持するぞ、という意志があるかのように、少々うねりがあってもザ・ビートルターボは坂道をしっかり上っていきます。
こんなしっかり感は、1.4Lエンジンのゴルフハイラインでは味わえません。
ここでまたGTIにしておけば佳かったかなと思いました。
{ビートルがビートルらしくない走り}
ザ・ビートルターボは上記の通りしっかり坂道を走ります。
加速する時、エンジンに余裕が十分あります。
ですから、40km/h制限の道路では簡単に前の車に追いつくことが可能です。
しかも野太い迫力有る音がついてきます。
テスターが持っているビートルに対するイメージはコミカルでかわいく、個性有るガラガラ音を発しながらゆったり気分で流す車です。
初代ビートル(TYPE1)のイメージがこびりついています。
ザ・ビートルになってから男性要素が入り精悍になりましたが、ザ・ビートルコンバーチブルのカタログで使われているように海岸やサーフボードが似合う車というイメージは変わりませんでした。
ですが、ザ・ビートルターボは優しい雰囲気を漂わせているのに、ドカンと走って周りの人を驚かせる、そんな車だと思います。
姿(形と色)でも走りでも、そして音でも目立つ事が嫌でない方におすすめの1台です。
{登坂でフル加速したらトラクションコントロール作動}
今回ザ・ビートルターボを走行させたコースの後半に高架になる場所があります。
その道路は都合が良いことに左右が壁で仕切られ歩行者が歩くスペースがありません。
信号で上り直前の停止。
幸運なことに周りに車はいません。
青信号でまずはじわっと発進し、上りに移ったところでアクセルベタ踏みしました。
ぞくぞくする加速です。
レンジはDレンジのままでギア変更をザ・ビートルターボに任せました。
前方監視とハンドル操作に専念出来ました。
でもあっという間に制限の60km/h超えそうです。
慌ててアクセルから足を離しましたが操作には遅れがつきものです。
若干制限速度オーバーしてしまいました。
時間が許すなら高速に乗りたいと思いました。
昨年ゴルフ7 GTIのフル加速は高速へのランプで試していたので、しまったと思いました。
時既に遅くお店に帰る時間が迫っていました。
加速途中、スピードメーター内の一点がオレンジ色に点滅したことだけは眼の隅に入ってきました。
オレンジに点灯する度にエンジン出力が弱くなったのでトラクションコントロールが働いたのだと思います。
昨年ゴルフ7 GTIでフル加速したときにはトラクションコントロールは働きませんでした。
そのとき、ゴルフ7から装備しているスポーツモードにセットしていましたからGTIの全能力が出ていたと思います。
ザ・ビートルターボでトラクションコントロールが働き、GTIで働かなかったのはGTIのボディー剛性、サスペンション等の総合的なつくりが佳くなっているのだろうと推測します。
もちろん、路面条件が違っていた可能性は否定出来ません。
{2WD 特にFFはだめなのか}
トラクションコントロールが乾いた路面でも出てしまうようでは宝の持ち腐れでしか有りません。
2輪駆動でだめなら4WDが有るじゃないか。
今年の夏に試乗したスバルレヴォーグは2.0Lエンジンはターボ過給付で、下記のようにザ・ビートルターボやゴルフ7 GTIを遙かに上回る強力なパワーと太いトルクを有しています。
2.0L BOXER4 FA20
出力 221kW(300PS) / 5600
トルク 400Nm(40.8kgm) / 2000-4800
レヴォーグはご承知の通り4WDですから加速時のパワーとトルクを4つのタイヤで分担して請け負うことが出来ます。
フル加速しても全くトラクションコントロールが働く事は有りませんでした。
わざわざ引き合いに出さなくても絶対的な加速力は4WDの方が勝っていることに間違いはありません。
でも、
テスターの場合は出来るなら軽やかな走りができる車を好みます。
2WDには4WDに無い軽やかに走行できる佳さがあると思っています。
本当の走りを求めるならFR車なのでしょうが濡れた路面でも安定して走ることが出来るFFは昔言われたタックインや出がちなアンダーステアをかなり押さえられるようになっていますので、運転に絶対的な自信がないテスターにはFFに魅力を感じます。
冒頭書かせていただきましたが、記事の編集の都合のため今日はここで終わりです。
今日も貴重な時間を当ブログに割いていただきありがとうございました。
次回は軽い坂道走行の続きと荒れた路面での走行について書きます。
黄色いビートルを見ると、どうしても内村プロデュースのふかわさんを
思い出します(^_^)
by アニ (2015-01-08 18:14)
アニさん
言われてみれば何となく。
by 楽しく生きよう (2015-01-08 19:56)
2.0Lターボは伊達じゃないですね。
by かっちん (2015-01-08 20:48)
かっちんさん
そう思います。
2.0になると余裕が出ますね。
by 楽しく生きよう (2015-01-09 18:51)
大変なところへお嫁に来たんだと泣いた日も有りましたが、住めば都とは良く言ったものです。半世紀以上になります。実家は関東です。北海道も良いところですほほほ
by 沈丁花 (2015-01-10 06:08)