フォルクスワーゲン ゴルフ７ エンジン制御バージョンアップ 2シリンダーモード移行変更 [VW Golf7]

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前回、1月18日に掲載した「正月明けエンジン始動不調」でフォルクスワーゲンのお店に行ったとき、エンジン制御プログラムのバージョンアップをしてもらいました。
お願いしたわけではなく、エンジン不調を調べてもらっている間に整備士さんが入れ替えてくれていました。

プログラムバージョンアップ内容は2シリンダーモードで異音がしている症状を改善するとのこと。
私も実は2シリンダーモード時に購入当初より音がするように感じており、いつか確認してもらおうと思っていたところでした。
ということはフォルクスワーゲンがおかしいと判定していたということです。

まあ試してみてよということで、入れ替えてもらった後の帰宅途中さっそく違いを感じることが出来ました。

[エンジン温まったらモードチェンジスムーズ]
エンジンが温まった状態で帰宅です。(ということは冷えているときは、…後で説明します。)

感じた違いは下記の通りです。
1)2シリンダーモードでの走行時異音が鳴りをひそめました。
2)2シリンダーモードと通常モード(勝手な呼び名です 4シリンダー全てが爆発している状態です。)の切り替えがとてもスムーズになり、トルク変動を感じなくなりました。
3)2シリンダーモード時の燃費が向上した気がします。

これはすごい。

佳いこと尽くめではないかと思いながら帰宅したのですが、次の朝、そうではなかったことが判明しました。

[冷えた状態では燃費ダウン]
私が住んでいる地域では今の時期早朝の気温は1℃くらいです。
エンジン始動直後即発進。

違いは歴然でした。
一日だけでは正しい判断ができませんから、1週間会社の行き帰りで確信を得てから皆さんに発信することにしました。

1)なかなか2シリンダーモードに切り替わらない。
走り始めてから4kmくらい走らないと2シリンダーモードにならなくなりました。
50km/hくらいの巡行に入っても全く2シリンダーモードになりませんでした。
当然燃費は同速度で20km/L越えのところ17-18km/L位にしかなりません。
プログラムアップデート前はエンジンが冷えた状態でも必要なトルクが少なくなったら即2シリンダーモードに切り替わっていました。
今回のバージョンアップで、少しアクセルペダルに対する反応が佳くなっていましたので良い面はあるのですが燃費が気になります。
2)アクセルペダルを踏んだ時、2シリンダーモードが解除されるのが早くなりました。
日本車特有のATロックアップがすぐ解け、トルコン走行になるような、そんな感覚です。

よってエンジン、ミッションが温まりこなれてくるまで燃費が悪くなりました。
私の通勤距離は7km/L程度です。
暖まる頃には駐車スペースに到着しているので、平日は燃費悪い面だけしか見えない状況です。

[勝手な考察]
燃料調整制御及び2シリンダーモード切り替え条件を変更していると思われます。
その要因は日本のガソリンがオクタン価低いため。
ではないかと。

日本のガソリンはハイオクでもオクタン価96です。
ヨーロッパのガソリンはハイオクというものがないですがオクタン価は98あります。
これまでのプログラム設定はヨーロッパに合っていたか、日本などオクタン価が低い国用にしていたけれど調整しきれていなかったのではないか。


[話はそれますが]
2シリンダーモードの異音については問題がかなり解消されたと思います。
かなりということは完全ではありません。

ゴルフ7に乗り始めてからすぐに感じたブルブルという小さい異音です。
これは2シリンダーモードであってもそうでなくても出ます。
低加重で走行中に出ます。
アクセルオフ又はアクセルオンの加速中には出ません、と言うか音が鳴り止むのがはっきり分かります。

最近は4シリンダーが働いているときに、上記異音しなくなっていて、お店の担当者に一度相談してから撤回していました。
様子を見ようと。

上記プログラム変更で再び聞こえるようになりましたので、様子を見て相談しようともいます。

今日はここまでです。
お忙しい中当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。