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第三次世界大戦を回避したい。マレーシア航空墜落の早期問題解決を願う。 [時事]
サラエボ事件を起こしたセルビア人の立場と、それ以外の立場は180度違う事をニュースで大々的に取り上げられていてはじめて知りました。
楽生はサラエボ事件を歴史の教科書で名前だけ知った程度であったこと、だれも望まない泥沼の世界大戦にずるずると世の中が流れてしまったことをこの歳になって知りました。
そして、100年経った現在に至っても、それぞれの立場が正義と世代を超えて自らの民族の信念として受け継がれていることも知りました。
現在国際的な教育としては現在でもどちらが佳いとか悪いとか一つの結論付けをしていないことが新鮮でした(表現が不適切かもしれません)。
すなわち、オーストリア・ハンガリー皇太子夫妻を殺害したことが、正義であるという考え方、反対に殺害を蛮行として非難する考え方の両方があるよと、子どもたちに教育するとのこと。
地続きであり複数の民族が絡み合っている大陸では、100年前も現在も全く人と人との対立は収まるどころかその溝が深まっているように感じました。
海を隔てた日韓、日中でも怪しい煙が立ちそれがなかなか消えません。
大陸においては海という城壁はありませんから摩擦は大きく、どんどん煙が大きくなり火が付いてもおかしくない事態に陥り易いので仕方のないことなのでしょうか。
そこに来て発生した7月17日のマレーシア航空機墜落事件。
このままウクライナ政府側と親ロシア派集団が意地の張り合いをしてると、既に航空機が属している国マレーシア、死亡した乗客達の国であるオランダ、マレーシア、オーストラリア、インドネシア、イギリス、ドイツ、ベルギー、フィリピン、カナダ、ニュージーランド、の合わせて10カ国もこの事件解決に強硬な態度を取るでしょう。
親ロシア派を援助したいロシアは当然親ロシア派擁護に動きます。
そして世界の番人を自負するアメリカ合衆国はロシアと反対の立場です。
更に、それぞれの国を応援する周りの国々。
既にウクライナ国内は戦闘が繰り広げられている最中です。その範囲、規模、戦闘方法が一気に拡大化、過激化しない保証はどこにもありません。
元はと言えば、紛争が起きている地域の上空を飛行制限がなかったとして飛ばした航空会社、制限しなかった航空管制当局、もし本当に間違って撃墜してしまったならそれを素直に謝罪しない組織それぞれが安全を人の命を軽視したから起こったことです。
大きな過ちは小さな過ちが重なってはじめて発生します。
起こってしまったことは大変なこと。でもその先、事態を深刻にしないよう努力することもとても大事だと思います。
第二次世界大戦が終結してから数えても、約70年経とうとしています。
大戦を経験した世代、悲惨な光景、悲惨な体験をした生き証人は既に少数派です。
ここ20年の各地での紛争を見ていると、平和の尊さがだんだん軽くなっているように思います。
この記事を書いているときに、乗員乗客298名のうち、約80名が子どもだったことが分かりました。
亡くなってはいけなかった298名もの命。
その命を更に踏みにじる事態は絶対に避けなければなりません。
下の写真は墜落したマレーシア航空B777 登録番号 9M-MRDです。
戦争の始まりはちょっとしたキッカケですが、
その前提には幾千、幾万もの不信、不満の蓄積があるのですね。
「平和」とは何かをリアルに考えていきたいものです。
by ワンモア (2014-07-22 04:07)
世界から戦争がなくなることはないのでしょうか?
それでも世界平和を望みますね。
by yoko-minato (2014-07-22 07:27)
ワンモアさん
平和という言葉とても重いと今回の件で強く感じました。
by 楽しく生きよう (2014-07-22 17:09)
yoko-minatoさん
平和を手に入れるのは難しいかもしれません。
でも望まないと、そして自ら行動しないと絶対に手にすることは出来ませんよね。
by 楽しく生きよう (2014-07-22 17:11)