●最上位目次 | ●健康全般 | ●自動車全般 |
山本WBC監督は指揮者にあらず。 プエルトリコ戦は明らかに指揮放棄 曖昧指揮で危機は乗り越えられない。 今の日本の政治家分かってるか? ← 今日の主題ではありません。(_ _) [スポーツと心]
今朝家族で食事をしてるとき、WBCが話題になりました。
某放送協会のラジオニュースがWBC日本代表の帰国と監督コメントを流していたことがきっかけ。
準決勝のプエルトリコ戦で、8回内川 聖一選手(ソフトバンクホークス)が一二塁間で挟殺されました。
長男曰く、内川選手が悪者にされているけどあれはダブルスチールで二塁にいた井端弘和選手(中日ドラゴンズ)が出なかったのが悪いらしいよ。
「井端選手が悪い」というブログネタいただき。でも事実関係はしっかり押さえないと。
早速記事にしようと事実関係を調べていると・・・、「あーーー、やっぱり。」と言う内容の記事見つけてしまいました。
一応日本の中では一番信用して良いと思える某放送協会のNEWS WEBに私にとっては今ことが指揮官として取って良い行動なのかと信じられないことが書かれていました。
ちなみにこの記事の表題は、「山本監督 相手の投手陣に勢いあった」です。
この記事を見たい方はここをクリック。
この記事後半に書かれているのは、山本監督は「ダブルスチールしてもいいよ」とサインを出したそう。単独や、2盗以上でも後側走者の次塁が確保されているならこれでも良い。
様子をうかがってやってくれ。それも良い。
でも、内川選手の前には井端選手が詰まっている。
今回まさに出してはならないサインによって二人の選手は各自の判断で走ったわけ。
当然危険を感じた井端選手(三盗は二盗に比べとても成功率低い)が動かなければ、楽勝と思った内川選手が飛び出しても行き先はない。引き返すしかない。でも間に合わなかった。
一人だけも次の塁に進めるというなら、内川選手をおとりにして引っかかった瞬間井端選手を走らせるというやり方も有りでは。
一人自分のコマを犠牲にするとき有意義なら士気は上がるが無駄死には士気を落とすだけ。
相手のモリーナ捕手は2007-2012年のうち2011年を除く五回フィールディング・バイブル・アワードと言うメージャーリーグで守備表彰をされている選手。
そんな選手相手に、「盗塁しても良いよ」なんて曖昧な指示出すのは指揮官の資格無し。
私は現場指揮官として一日一日決断を迫られる日々を過ごしています。そのためブログへの時間がとれないというのは良いわけですが。
その中に曖昧があってはなりません。一度決めたら徹底する。軽くは決断当然出来ない。
撤回は命取りになりかねない。
特に複数の人間に動いてもらうには徹底しかあり得ない。「~してもいいよ。」こんなこと言った瞬間に組織崩壊。個人が好き勝手解釈して良い方に進むものもいるし、悪い方進む者が必ず出るし、足並みが乱れ組織としての力ががた落ち。
10人いても一人分の力も出ない。
10人の人間が統率されれば20人分の働きをする。
(決して私がうまくやっていると言うことではありません。日々迷い周りから叱咤激励されながらやっとります。)
今朝の某放送協会のラジオニュースで
山本監督「選手はよくやった」と言っていました。本当に選手はよくやった。でも、「自分の采配ミスで・・・・」と言ったコメントはありませんでした。