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カテーテル検査詳細1 準備から検査本番まで[Coronary arteries catheterization hospitalization] [心臓病]

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mark heart care 46.JPG

今日から3回に分けて"カテーテル検査"について書きます。
前後を含め一通り時間を追う形で書いていきます。

[検査前日 剃毛]
いろいろ測定されることは前の記事で書きました。
カテーテル検査本番の準備はカテーテルを挿入する部位の剃毛です。
私の場合検査は右手肘からカテーテルを挿入するので肘内側の状態を看護師さんが確認します。
毛が深ければ剃られます。
私は内側にほぼ毛はないので剃毛無しでした。


[検査当日の準備]
14時から検査するとのことで、
11時に検査着に着替え心電図、血圧、脈拍、血酸、体温測定を受けます。
ベッドで安静にした状態で測定します。
検査着の下はパンツ一枚。
金属製の物は全て外します。時計はもちろんですが、指輪も。
入れ歯があれば入れ歯もです。

測定終了したら油性のマジックで両手首に×印を付けられました。
門脈がとれる位置です。
後から分かりますが先生が咄嗟に脈を確認するときに手間取らないための措置です。

その後はひたすら待ち。
途中担当の先生が最後の体調確認に来ますがすぐ終わりますから待ち時間が長い。
私より先の検査または治療が早く終わったら早く呼ばれるという理由でこんな時間から待ちになりました。


[昼食は検査後]
14時からの検査で不要な内蔵の動きや胃の中に物が入っていることを嫌うためだと思いますが、昼食は食べられません。
検査完了後に看護師さんに暖めてもらう事になりました。
待つ時間はそれでなくても長いのに、お腹が空いて余計長く感じました。


[検査位置へ移動]
人によっては車椅子で検査室まで移動します。
帰りは必ず乗ることになるので病棟の看護師さんが私用の必要書類が入ったバッグを肩に掛け車椅子を押しながら一緒に検査室へ移動。

検査室の1つ目の入口をくぐったところでオペ看さんが待っています。
そこで本人認証があり、シャワーキャップのような物を被され検査室へ入室します。
ここからはオペ看さんが付き添ってくれます。


[検査台へ]
歩けない状態で運び込まれたら6人程度の人により持ち上げられるのですが、今回自力で歩いているので2段ある踏み台を使って自ら検査台によじ登ります。

お医者さんに対して右側面を向けるように仰向けになります。
これで、右肘がお医者さん側になります。


[最終準備]
検査着の前をはだけられ心電図測定用のセンサーを取り付けられます。
左手首から輸液用のラインをとります。
 今回は検査担当医の先生(私の主治医)が自ら作業しました。
  時間的余裕があるし訓練の意味があるのでしょうか。
  以前の治療ではオペ看さんがとりました。
右手の最終確認をした後にオキシドールのような色した消毒液を塗られ、全身を覆う青いビニールが掛けられました。
右肘部だけ穴が開いています。


[検査本番]
いよいよ本番です。
入念に先生が針を刺す位置を確認します。
先に受けた説明では近くを神経(正中神経)が通っているため間違えると麻痺してしまうとのこと。
腕を手前に回したり反対側に回したり。
1-2分だと思いますが長く感じました。

決まると、「局部麻酔するから痛いよ」、「先生、ぼく痛がりなんで。」、「よーく知ってる」と会話しながら針がぐさっと。

「痛い?」、「耐えられそう」、「薬が入るともっと痛いよ」
で薬で押される痛みが・・・。
叫ぶほどではなかったので助かりました。
それと麻酔は1箇所だけ。

「このまま待ちます」
これも1分程度だと思いますが、
「太いの入れるけど押される感じだけのはず。痛かったら言ってね。」
といよいよ針を刺されます。
確かに押されるような感触だけで傷みは無し。
佳く効く麻酔です。プロが使う薬は違いますね。

次にカテーテルを通すために穴を確保するシースが突っ込まれましたが、これは痛かった。
刺した口では無く刺した先っぽの方が痛い。
先生がこの辺かなと辺りを触り、痛む部位と程度が分かると問題ないと次の動作へ。

早いです。
私が寝ている検査台を前後左右に操作しながらガイドワイヤーの先端が入っていく様をレントゲンで追い続けます。先生は自分の前、私の左上に映し出されているモニターを見ながら器用に操作します。
足で検査台、手はカテーテル。
この時レントゲンの照射部は上から下向きに一台だけが固定されています。
レントゲン装置は合わせて2台を3次元に動かすことが出来ますが、操作するのは隣の部屋でがんばっている別のお医者さんなので、ガイドワイヤーを挿入する時間帯だけはカテーテル検査担当の先生にバトンが渡っているようです。

あれしてこれしての声かけありません。
阿吽の呼吸で流れるように周りの人が動きます。

心臓までガイドワイヤーが届いたら次は検査用の造影剤を送り込むカテーテルを入れます。
そして、少しずつ造影剤を噴射しながら2台のレントゲン照射装置がいろんな方向から心臓を映し出しながら3本の冠動脈に異常がないか検査です。
ほとんどレントゲン照射装置は動きっぱなしです。

今日はサポートにまわっている前回メインだった先生が、「ホー、詰まっていたところも綺麗だね」と言っているのが聞こえます。
これでたぶん大丈夫だと思いました。

今回担当の主治医からは何もコメント無いままです。
おい大丈夫かよ。

と言うところで今日はおしまいです。
次の記事でこの続きと検査後の我慢大会について書こうと思っています。


今日も貴重な時間を当ブログに割いていただきありがとうございました。


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来たよ 86

コメント 5

がり

大病されてる方は
みなさんこんな大変な検査や治療に耐えてらっしゃるんですよね。
耐えるしか道がないとは言えあまりにも・・・。
by がり (2015-02-18 20:10) 

citron-remon

コメントありがとうございました(^^♪

読んでいるだけで痛さが伝わってきました。
健康って何よりの宝ですね。
by citron-remon (2015-02-18 21:52) 

楽しく生きよう

がりさん
 私の痛みは一時的です。
 これがずっと続く人もいるのでこれくらいは我慢しないと。
by 楽しく生きよう (2015-02-19 18:31) 

楽しく生きよう

citron-remonさん
 本当に健康のありがたさが分かりました。
 こんな病気なる前に分かれば佳かったのですが、今となっては小のからだとうまく付き合って行こうと思います。
by 楽しく生きよう (2015-02-19 18:33) 

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