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健康を取り戻す 第六歩目 行き違いのハードルが高いとか他人の批判に対しても対峙できる １／２ [心の健康]
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「人との交わりの中で自分の存在を認められる何かを見つけるようにしよう」という健康を取り戻す最初のハードルを越えるための最終段階が、第五歩目の拡張版です。
自分にかかるストレスの強さが五歩目より強くても、対応できるようになるには五歩目の活動を地道に続け、自分に対する加点を増やし、増やすことが心地よくなる、心地よくなくても気持ち悪くない状態が続くようにすることが大事です。
もちろん、後述しますが気持ちの山谷はあり、かなり深い谷に落ち込むことが定期的に、予告無しにあります。私もそうです。
落ち込んでいるときは無理をせず、何歩か下がってもう一度気が落ち着いてきてから進み直す。
その繰り返しです。
うまくいくときに、自分が居場所にした中で自分の役割を増やしたり、高度な物にしたりすることで、必然的に自分に対する期待が高まり、要求レベルが上がるように仕向けます。
私
は、スポーツ教室の方に重きを置き、ボランティアの方はその空き時間にという割り切りをしました。ボランティア団体の会長さん初め何人かが、スポーツ教室
の元関係者だったり、孫が属していたりと私の活動を理解してくれているのも心の支えになっています。私は、保護者の立場で雑用をすることから自分を慣ら
し、審判に携わることで自分の責任度合いを上げることにしました。
たまたま、私が関係しているチームに子供の同級生の父兄として既に何年も経験しているベテランのお父さんがいて、その人について勉強することが出来ました。
そのスポーツについては私は全くと言っていい度素人でした。私は始めるなら恥ずかしくないようにしたいと思い、お父さんに教えてもらうと共に、日本の団体が発行している規則書を取り寄せその勉強も始めました。
審判はどのスポーツでもそうですが、責任が重い割に報われることはありません。逆に熱くなったチーム関係者や父兄から罵声を浴びることが常で、感謝されることはまずありません。
そんな、落ち込んでしまいそうなことにあえてチャレンジしてみようと思ったのは、上記のお父さんの導きと「縁」を感じ、全くの白紙からスタートして「どこまで出来るか、やれなくても良いや」という自分を許す気持ちを働かせることが出来たからです。
このような気持ちは、「楽しく暮らしたい」、「うつを克服したい」と言う思いが、以前より強くなっていた効果だと思っています。
審
判を初めて今丸3年になるところです。チーム所属の父兄審判からスタートしましたが、今は市連審判団の末席を汚すような位置にいます。私がうまくなったか
ら自然とこの場所にいるわけではなく、より批判を浴びるハードルの高い場所に身を置くことで自分を磨きたいと思いここにいます。
幸いなことに、自分の子供が今もスポーツ教室に参加していて、その子の活躍を見ることが出来るのが支えになってくれています。
今は自分の子に対してだけでなく、他の子供も自分の子供のように接することが出来はじめています。
このことも自分を高めるありがたい支えになっていると思っています。
もちろん、前述の通り気持ちの山谷はあり、谷になると「審判なんかやってられるか」とか、「審判するのが怖い」と思います。健康な人でもこう思うことはあると思います。
どうしても出来なくなる場面があります。そのときは、正直に「ごめん。」をして、心の休養を取るようにしています。
審
判の位置づけが続くと、自然とスポーツ教室の中での信頼感を得ることが出来るという安らぎがあると共に、関係者とのやりとりがしやすくなってきていると思
います。発言力も付いてきていますし、以前ならこんな子というと煙たがられるなと思うようなことも、言ってなんぼじゃないか、腹を割って話そうという気の
持ち方になりました。
ただし、自我を押し通すのではなく、相手を思いやることが大事だと思います。
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