VW Golf7 乗ってみて思うこと 鋳物のような剛性感とマニュアル車の加速感

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 今回は、Golf7に乗ってみて感じたことの中から剛性感と加速感について書こうと思います。

[1]剛性
これまで何台も車に乗ってきました。もちろん自分で買った車は両手くらいですが、友人の車や試乗、代車等を総合すれば50台はくだらないとと思います。
よく車で話題になる剛性。分かっていたようで分かっていなかったことがGolf7に乗ってよく分かりました。

その感触は、全く弾性がない鋳物に乗っている感じです。
大げさと言えば大げさです。でも、これまで乗ってきた日本車とは全く違います。

大昔、友人がGolf2を買って自慢げに乗せてくれたことがありました。当時貧乏学生だった自分にとっては異次元の体験ではありましたが、助手席に乗っただけでしたのでしきりと剛性感や包まれている安心感を解く友人の言葉には全く共感できませんでした。
その頃最も関心があった加速感が全く無く、「なんだこの車。たいしたことないじゃん。」と思ったくらいです。
でも今なら分かります。

以前南房総をドライブした時に書きましたが、道路の中央にある金属製のポッチを乗り越えても全く振動ありませんでした。
ショックがしっかりしているからでもありますが、鋳物のような硬いボディだからこそ、乗り越えたときに車体が傾いたりその後振動したりといった感覚がなかったのではと今思います。


[2]加速感
これはDSG(Direct-Shift Gearbox 共通名称はDCT(Dual Clutch Transmission))によるところ大です。
DSGはクラッチペダルレスのマニュアル変速ギアです。クラッチ操作を機械制御でするだけで発進と変速時以外はエンジンと車輪の間は変速ギアを通して直結です。
もちろん加速減速するときも。

オートマでは加速するとロックアップ解除されてトルコンで加速させるため滑りがあり、エンジン音が上がってもどうしてもダイレクト感がありません。
エンジン音が上がって一呼吸間が開いて加速したり、アクセル踏んだ瞬間全く反応なく(この間ロックアップ解除されているのだと思います)やおら加速し始めます。
これまでのCVTはダイレクトにエンジンと車輪をつなぎはしていますがプーリーの制御の佳い車に乗ったことがないせいか、これまたもたつきを感じていました(うちのフィット君です)。
最近登場したFIT3の1.3Lはプログラムを変えてきており、CVTの原則率よりも積極的にエンジン回転数が上がるようにしていますで、加速感よくなりました。

DSGは基本マニュアルと同じですからアクセルを踏めばその分力が車輪に伝わります。
その加速感は15年ぶりのよみがえってきた感覚でとても気持ちが佳いです。
この感覚をより強くしていたのが1.4L+Turbo(トルク25.5Nm 1500-3600rpm)だったというのが、うちのG7の兄弟Golf7 Comfortlineに試乗してよくわかりました。Comfortlineは1.2L+Turboで最大トルクが17Nm(1400-4000rpm)です。

1.3tonを超える車ですから日本車と比べると重いです。でもそのハンディがあってもぐいっと持って行くダイレクト感はDSG、加速力はエンジンの馬力特性とトルクによるものだと思います。

タグ：VW Golf7 Highline フォルクスワーゲン ゴルフ７ ハイライン

コメント 2

コメント有難う！
私のブログの左側・・気付いてくれた？
クーペさんが私の車をイラストに描いてくれたの＾＾
私の車のことを唯一知っている楽しく生きようさん、気付いてくれてたかしら？
by viviane (2013-10-22 21:51) 

vivianeさん
　気づきましたデー。
　改めていいナーってうらやましくなりました。
by 楽しく生きよう (2013-10-23 17:16)