スズキアルト S 第1回試乗メモ 07 気になったこと2 サスが柔い?タイヤの扁平率??スタビイザー??? そしてボディー剛性と走破性[Suzuki ALTO S]：明るい未来に向かって　うつとの付合い　人生楽しく：So-netブログ

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スズキアルト S 第1回試乗メモ 07 気になったこと2 サスが柔い?タイヤの扁平率??スタビイザー??? そしてボディー剛性と走破性[Suzuki ALTO S]　[自動車] [編集]

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8代目スズキアルトSの初めての試乗メモの7回目です。
前回は気になったことその１として脈動について書きました。
今日は気になったことその２について書き、更にボディー剛性等について書いていこうと思います。

では今日の本題です。

Suzuki ALTO S 14 left rear 600.jpg

[気になったこと2 サスペンションの減衰が弱い?タイヤ?スタビライザー???]
{極低速域・低速域}
お店の敷地から車道に乗り出す段差やうねりでは違和感有りませんでした。
スムーズといった方が佳いかもしれません。
後から同乗してくれた営業さんに指摘されて初めて、なるほどと意識するようになったのですが、アルトのショックが柔らかいか他80タイヤによるクッションが効いていると判断します。
ですから、極低速で段差を超えたりうねりを乗り越える場面ではとても収まりが佳い。

低速域の市街地を走っても全くごつごつ感無く乗りやすいと思いました。

{低速域・中速域}
営業さんから指摘されたからと言う理由で以降の考えをもつにようになったとすると、テスターは洗脳されやすいのかもしれませんが、市街地を抜け中速域の街道及び新道を走っている間は柔らかいと思っていたサスペンションが心許なく感じる場面がありました。
ずっと感じ続けるのではありませんが(ステアリング操作とアクセル操作の合わせ技？)、時々足下がおぼつかないと感じることがありました。
まるでタイヤに逆キャンバー方向に角度が極端に付いたような、足下がすぼまったような感じです。
JRの電車のように車両の幅に対して車軸が狭くなっているように感じる、と書くと分かっていただけるでしょうか。
サスペンションが柔らかいと言うより、柔らかさに合わせたダンパーの減衰力がたらないと感じました。

アレ、ここまで書いてきてもしかしたらタイヤが関係しているかもしれないと思い初めました。

8代目アルトは最高グレードXは165/55R15を履いていますが、今回試乗したS以下は145/80R13を履いています。
考えてみるとテスターにとって久々の13インチ80タイヤです。
もしかしたらこのタイヤを165/55R15に変えたら収まるかもしれません。

以前体感した例としては、トヨタ８６が有ります。
86GTが215/45R17だったのに対し、一つ下のGは205/55R16でした。
お店の人曰く、サスペンションの調整はGTとGとで違っていないとのことでしたが、両車の安定度合いは全く違っていました。

-追加考察-
最後の評価を書いている時点で、カタログからおもしろい情報を得ました。
今回試乗したグレードSは前輪、後輪ともスタビライザーが装着されていません。
最上位グレードのXには前後とも装着されているようです。
もしかしたらスタビライザーが装着されると落ち着くかもしれません。
同日試乗した、ホンダＮボックススラッシュは前輪のみトーションバータイプのスタビライザーがついています(全グレード)。
明らかにスラッシュの方が横の安定性が高かったのですが、このスタビライザーが影響していることは間違い有りません。

Xを選択すれば、スタビライザーが着き、タイヤの扁平率が上がり堅めとなり、よく踏ん張るようになるかもしれません。
Xの試乗をしたくなりました。

[ボディー剛性は佳い感じ]
極低速で段差を乗り越え車道に出る場合、逆に車道からお店の敷地内に入る場合などの場面で車体がねじれるようなことは全くなく車のコントロールはとても容易いと思いました。

また、サスペンションの行で書いたサスペンションの柔らかさを感じたときにもボディーがねじれたために不安定になったとは思いませんでした。

[路盤が痛みうねっている路面は安定走行]
意外だったのは、試乗でいつも走らせる路盤が荒れた道路です。
車によってはハンドルを取られたり後輪が滑ったりする場所ですが、アルトは柔らかくこなしてくれました。
車体の捻れは感じませんでしたし、ハンドルが取られたり車体を安定させるためにアテ舵をする必要もありませんでした。

ボディー剛性はこの道路を走らせたことでもちゃんとしてると思います。

[ステアリングは鋭くなくマイルド]
ステアリング操作に対する反応はマイルドだったと思います。
それは、上記のサスペンションあるいはタイヤが大きく関係していると考えています。
ダルではないですが鋭くはありませんでした。
堅めのタイヤで試してみたいところです。

やはりワークスの登場が待ち遠しいです。