健康を取り戻す 第四歩目 人に認められるとうれしいと思うようになる

●最上位目次

●健康全般

●心筋梗塞

●心の健康

○健康を取り戻す六歩

←第三歩　人と交わり居場所を見つける　その2

第五歩　ちょっと行き違いがあっても対応できる→

人々の交わりの中に自分の居場所をつくった後は、その集団の中に自分がいるということが自然というか、無視されないでいるように自分から行動し、発言するように心がけました。

どこどこの掃除をいつするとなると、その活動を第一優先とし、スケジュールを埋めて他のことは考えないようにしました。
当時は、人からほめられても本当に心からそう思われているのかそれとも儀礼的に言われているのか勘ぐっていましたが、とにかく素直にお礼を言われたら喜び、笑顔を作り、自分の心に「喜べ」と働きかけました。

最初から素直に喜ぶのは難しいもので、物の本に「作り笑いでも続けていればいつかそれが本当になる。」と書かれているを見、更に主治医の先生にも同じことを言われ実践しましたが、いつ頃から素直になれたかよく覚えていないのが正直なところです。

「あっ、このことがうれしいと言うことなんだ。素直に自分は喜べているぞ。」と思う瞬間は思い出せません。
いつの間にか素直になっていました。

年オーダーで私の場合はかかったと思います。
この文章を書きながら本当にほめられることで喜べるようになっていないかもしれないなと思ったりしている自分がいます。
でも、素直に喜べなかった記憶が最近有るのかと聞かれると？となります。
それで良いんだと思っています。疑い始めたらきりがありませんが、「良いじゃないか。喜ぼう。」と思う時間が長ければそれだけ自分が気持ちいいですから。

「ほめてもらう」のは他人から受けるものですが、「気持ちが良い」のは自分の主観です。
うつにする心も元気な心も自分の主観です。
逃げたいと思う気持ちを押さえて前向きに取り組む。これも自らの主体的な心の働きかけがあって初めて実現できます。

ハードルが高いと思う方もいるでしょう。そんなの当たり前だと思う方もいるでしょう。

ハードルが高いと思う人は自分を変えたいと思えば、出来ることからやってみよう位の感覚で十分ですから行動に移して下さい。考えすぎないで。素直に。

当たり前だと思う方は出来ない人を温かく見守ってやって下さい。

見守られる方も見守る方もどちらも相手を尊重し、優しく接することが大事で、更に、互いに見返りを求めるのではなく、自分から差し出すことで快くなるように努めると、いつか素直になれると思います。
素直になれれば、いつかは人から認められるとうれしいなと素朴に思う心地よさが沸いてくるはずです。

コメント 2

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