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審判、親、心の葛藤と縛り その荷 審判という生き物 私の取り組み [スポーツと心]

皆さんコメントありがとうございました。
昨日は3時に目が覚め寝付けず結局、4時頃から皆様の所にお邪魔し、ちょっと眠たくなっているところです。
審判した次の日はだいたいこんな感じです。眠りが浅いんでしょうか。
おかげさまで昼寝して復活しました。

朝、別の観点の記事を準備していたのですが、夕方皆さんからのコメントを味わう内に、もう少し審判について知ってもらう記事を書かせて頂きます

一つ訂正です。少年野球と書きましたが正確には軟式野球学童部になります。
軟式C号球を使用し、小学六年まで出場できだいたい9月からは新人の小学五年以下のチームに移行します。


昨日予告で書いていた私が現在進行形である理由については、明日に回します。

とにかく審判部の姿勢は100%ジャッジできるまでお勉強。
2月の県連の講習会に始まり、3月はじめの地区講習会、中旬の市内講習会。
オプションとして私のチームは、チームが交代する9月と年度始まる前の1月にチーム内講習やります。もちろんその年のルール改定や地域の特別ルールの説明のような座学と、コールの仕方や子供を入れた実地訓練です。

試合においては、担当試合の一時間前には担当会場に到着し、前の試合の進捗状況、グランドコンディション、グランドによる物や大会による特別注意事項を確認。
クルーを組む四人で事前ミーティング、お互いのカバーの確認もその時に。
30分くらい前になったら、担当試合の監督と主将を集め、トスとメンバー表確認と試合の注意事項伝達。
前の試合が終了と同時にグランド整備手伝い。
シートノックが始まると、待っているチームのメンバーおよび道具の確認。
試合は出来るだけ時間内に進むよう進行に気を配り、終了したらその試合を振り返りクルーの4人プラスそのグランドの責任審判の5人で反省会。
結構落ち込むことあります。まずほめられること無いです。常に反省。そして次がんばりましょう、またよろしくでお別れ。

帰ってから試合を思い出して失敗したことのメモ書きとルールの確認。
時には、反省会の時にルールブックを見ながら内容を確認することもあります。ですから公式ルールブック競技者必携なるもの2冊を常時携帯。
下の2冊が今年の最新版2冊です。
2012 rules.png


競技者必携は2012年つまり今年改訂になりました。前回2010年版との比較、さらには公式ルールブックの昨年版との比較のため、現在は4冊携帯しています。
2011 rules.png


野球経験者の監督やコーチからしたら、こんなコト知らないのかとか。ちゃんと今のプレー見たのかと言うことになる。そりゃ子供の頃から30年野球にどっぷりな人と、野球のやの字も知らない素人で勝ち目があるはずがない。でも、即席の審判と言う理由で誰も許してくれません。

私はやるならきちっとやりたい。
だから勉強しました。やると決めてから即公式ルールブックを購入。審判用のDVDもいくつか購入。でも、野球知らない者が読むのですから、最初の2年は肌身離さず持ち歩き、出張時には移動する車内、機内でお勉強。嘘偽りなく、年間20回以上は読み直し、ですよ。つまり毎日読んでいるんです。5年目の今年も通勤、出張の鞄の中には公式ルールブックと競技者必携が入ってます。
ルールブック(260ページ)をもらえるようになったのは昨年からなので当然それまでは自腹で購入。うわさに聞いていた軟式用の競技者必携(2年に一回発行で普通の本屋では入不可 200ページ)もやっと昨年2010年版をヤクオフでゲット。

野球のルールの基本は、「不正をさせない」。これを元に長年にわたってルールをかいくぐった汚いプレーを取り締まるために雪だるま式につくってきたため難解(まるで私の文章そのもの)
投手、打者、走者、野手全てが入り交じったプレーについて、投手なら投手という章をつくってしまう物だから、このルールについては「こちらも参照」という言葉がほとんどのルールにくっつきます。だから一度読むのも前から順々にはいかないです。参照に従って前に戻ったり、戻ったところからまた別の所に飛びながら。下記がルールブックのある一ページ

 sample of rules.png

さらには公式ルールブックと競技者必携を対比させながら頭の中で試合をイメージしながらぶつぶつと。
これだけやっても、ろくにこの2冊を読まない監督やコーチに負ける事あります。それは私がまだ勉強と修行が足らないからです。審判はそういう生き物です。

確かにこれだけする父兄はごく少数です。審判を何年かしている人の中でもルールブックに目を通したことない人います。でも県の講習会を受けるくらいの人たちは必ず持ってます。読んでます。一家言有ります。そして一動作に至るまでこだわります。目の動き手の位置、足を運ぶ順序。
1人での動きだけではなく、クルーを組む4人の動くべき位置へ、プレーの動き方で最適な場所を選び。


何でここまでやってきたのか。支えは、病気に勝ちたいから。うつを克服したいから。

さすがに今年入手した競技者必携に書かれている、子供を故障から守るルールの追記に対して何も音沙汰がないまま29日も試合実施されたを現場で見て「やってられるかい」という思いをさらに強くしました。

でも二男の卒団まではやめられないんです。
これについてはちょっと説明加えたいのでまた明日の記事で。
うつとの関連についてはまたその後に回します。

今日もお付き合い頂きましてありがとございました。



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